WILL NEXTは、アインシュタインが残した宿題に、一つの回答を示した研究所

あの「アンモニア臭」を消したいという想いから・・・

  

 アンモニアは、工業的に極めて重要な物質です。全世界の年間生産量は、1.6億トンで、そのうち8割が肥料用として使われています。蒸発熱が大きいため、かつては冷媒として利用されていましたが、フロン等に替わられました。しかし、新しい冷媒に比べ、オゾン層の破壊係数が少ないことから、最近は再び冷媒の用途で見直されつつあります。ところが同時に、アンモニアには悪臭防止法に基づく「特定悪臭物質」の一つで、毒物及び劇物取締法でも劇物に指定されているという問題点があります。目に入ると失明する可能性が非常に高い。高濃度のガスを吸入すると、刺激によるショックが呼吸停止を誘発する。アンモニア水を浴びたことによる火傷で死亡した、などの事故例が報告されています。このように、アンモニアとは利益もあるのですが、使い方を誤ると危険なので、取り扱いには本当に注意が必要な物質なのです。 

 

アインシュタインが後世に残した宿題 

 

 アンモニアには人を死に至らしめるほどの刺激臭という厄介な問題点があります。しかし、もしもアンモニアの有効成分は変化させずに無臭化することができたら、現代の私たちの生活にどんな素晴らしい変化を起こすことができるのでしょうか。

 

 まず、第一に考えられることは、刺激臭による事故の軽減です。

 第二に考えられることは、悪臭がなく、安全性の高い冷媒機能の実現です。これは環境破壊に歯止めをかけることに大いに役立てることができるでしょう。

 そして、第三に、肥料や生活臭など、これまで悪臭がするのは致し方ないとされてきた物の無臭化による、快適かつ安全な生活の実現(都市部マンションでのガーデニングや無農薬野菜の栽培、人体や動物に無害な消臭剤の開発)などが考えられます。要するに、明治時代の環境に優しい生活を復活させながら、その頃には決して実現できなかった「悪臭がしない」という快適さも同時に手に入れることができるのです。

 1930年、アインシュタインとシラードは、モーターも冷却液も使わないアンモニアを利用した冷蔵庫を発明しました。画期的なシステムでしたが、かのアインシュタインでさえも、厄介なアンモニア臭による刺激臭を処理することは出来なかったとされています。

 

 2020年の環境問題・電力不足などの問題で再び脚光を浴びることとなったアンモニアによる冷媒。

 

 彼らがやり残した課題は、60年の歳月を経て、現代に引き継がれました。そして、当研究所が天然アンモニアの完全無臭化に成功したことにより、ようやくここに一つの回答を出すことができたのです。

 

研究内容(開発済み)はこちら

 


当法人は「悪臭除去研究所」であり、「悪臭除去販売店」ではありません

【一般的な生活臭を消す消臭剤について】

 

※次亜塩素酸

 次亜塩素酸とは、塩素を薄めたものです。カルキ臭と呼ばれるプールの消毒槽のような臭いを持ち、漂白剤、殺菌剤、消毒剤として利用されています。次亜塩素酸水(商品名は各社による)としてホームセンター、コンビニ、100円ショップ等で入手可能です。表示をご覧いただくと、この世にある全てのニオイ(悪臭)が消えると書かれています。生活臭レベルであれば、次亜塩素酸を使用すれば問題ないでしょう。

 消臭剤として販売をするのであれば、弱アルカリ性の次亜塩素酸を1,200円~2,500円で売るのが一番です。

 

※メチレンブルー

 医学生物学的にはオキシドール液、イソジン液などと同属の、消毒剤・消毒殺菌剤に分類されます。この性質を利用し、魚病薬としてよく用いられ、副作用はほとんどありません。水溶液は美しい青色で、プールの消毒剤、殺菌剤として利用されています。プールの底が青いのは、透明の水がメチレンブルーを入れることで若干青くなる可能性があるため、目の錯覚を起こして水の透明度がより引き立つようにという理由からです。希薄水溶液はホームセンターなどで入手可能です。

 消臭剤として販売をするのであれば、メチレンブルーを適度に薄め、1,200円ほどで販売することをお勧めします。

 

※販売するときのコツ

 一番のポイントは、綺麗なパッケージにすることです。ニオイ(消臭)というのは伝えることが難しいので、イメージ戦略が非常に重要になるからです。また、美しいパッケージというのは、それを買った人の満足度も上げることができます。上述した次亜塩素酸もメチレンブルーも、身近なところで簡単に入手が可能です。それらを薄めて綺麗なパッケージに小分けして高値で販売する(利益追求をする企業の特性上、薄めれば薄めるほど値段は高くなる傾向にあります)・・・これが本当の水商売です。

 

※注意事項

 ただし、以下の悪臭を消すことだけは出来ません。

 ・悪意の受益者(不当な利益と知りつつも、法律の原因なくして他人から不当な利益を受けたものを指す言葉)→「詐欺師、犯罪者」

 ・しつこい勧誘、断りたい要件

 ・やかましい嫁、やかましい旦那 → それでも消えない「夫(妻)源病」


過去、現在、未来へと続くWILL NEXTの研究


この絵は何をしているところか分かりますか?

仰天!パリのトイレ事情

 上の絵は、パリのアパートメントの2階から、排泄物が路上に投げ捨てられているところです。中世ヨーロッパには下水がなく、一般の家にはトイレすらありませんでした。ですから、用便はおまるを使用し、おまるがいっぱいになると排泄物は川や庭や路上に捨てられていました。パリの路上には糞尿があふれかえり、うっかり道路の端を歩こうものなら、頭上から投げ捨てられた糞尿が容赦なく落ちてくるのです。その汚物を防ぐために流行したのが日傘であり、道路に落ちている糞尿を踏まないために丈の高い靴が考案され、それが今のハイヒールの原型となっています。街にはアンモニア臭が充満し、ひとたびコレラやペストなどの疫病が発生すれば、あっという間に街中に感染し、数千万人の人々の命を奪ったといいます。当時のパリ市民は最悪の環境で生活していたのです。

 1889年、汚物まみれとなったパリの街に転機が訪れます。それが、パリ万国博覧会です。トイレ問題がクローズアップされた原点は、エッフェル塔の完成にあわせたこのパリ万博と言われ、フランスは国の威信をかけてトイレの改善を図り、世界に先駆けて下水道処理を行ったのです。人類はトイレの改善によって豊かな環境を手にしました。しかし、効率を求め化学物質に依存をした結果、同時に新たな環境問題を作ることとなってしまいました。トイレの歴史は人類の歴史でもあるのです。


実は75.4%の妻が悩んでいた、夫の臭い!

悪臭が原因で離婚!? 

他人ごとではない「悪臭防止法」

 夫婦間の「気になる臭い」についてこんなデータがあります。「夫の臭い、気になりますか?」という質問について、なんと75.4パーセントもの女性が、結婚後に夫の臭いが気になっていると回答しているのです。そして、妻の6割が、夫の臭いにストレスを感じていると回答しています。悪臭が原因で離婚ということも、これからの時代は十分にあり得ますし、それが長年我慢してきたことの蓄積ということになると、慰謝料問題にも発展しかねません。

 ミドル脂臭、加齢臭対策が必要な30代後半以上の方のほうが、若い人より臭いに関心がなくなっているというデータもあります。ですから、ある程度の年齢以上の男性の方は特に、より一層ご自分の臭いに注意を払ってください。

 私が結婚されている女性にCOCのサンプルをお渡しすると、まず必ずと言っていいほど「試しました」と報告をいただく場所は、実は旦那さんの枕です。どんな立派な肩書の方でも、家では奥さんや子供さんには頭が上がらないという方が多いと思います。ご家族の中で肩身の狭い思いをしなくて済むためにも、これまで以上にご自分の臭い対策をしていただけたらと思います。それが夫婦円満、家庭円満の秘訣です。

 私たちは、今後も個人レベルの悪臭対策にも積極的に取り組んでまいります。

 

組織概要はこちら


「IT」の次は何が来るのか?

 「ET革命」時代の幕開け

  「ET革命」・・・もしかしたらまだ聞きなれない言葉かもしれません。けれども、18年前には我が国の総理大臣すら読めなかった「IT」という言葉を今では知らない人が殆どいないのと同様、今からそんなに遠くない将来に、「ET」という言葉も皆が当たり前のように使っている、という時代が来るでしょう。2009年、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストであり、Amazon、Google、Facebook、Twitterの投資元であるクライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)のパートナーでもあったジョン・ドエル氏は、次のように発言しました。

 「現在、人間が地球上に住み続けるために必要なテクノロジーを、誰が発明できるかのレースが繰り広げられている。」ベンチャーキャピタルが2008年の1年間で全米のグリーンテック関連に注ぎ込んだ投資額は50億ドルで、そのうちシリコンバレーのあるカリフォルニア州では18億ドルを占めました。ITに続く成長株のクリーンテクノロジーはET(エネルギー・テクノロジー)とも呼ばれ、ベンチャーキャピタルにとって、大きな期待をもって見られています。これは既に今から約10年前の話です。 そして、つい先日(2018年1月22日)も、ウォール街で最も影響力のある著名投資家らは、米誌バロンズの2018年ラウンドテーブル(円卓会議)において、「エネルギーとテクノロジー株に注目している」という発言をしました。今、世界では、実はすごい爆発力をもってET革命が起きようとしているのです。

 WILLNEXTは、2020年という来たるべき未来に備えて、1996年から準備を進めてきました。「ここ日本でも、世界の流れに乗り遅れないようにET革命を起こしていく」これが、我々WILLNEXTに課された未来への課題です。今後も、使命感をもって環境保全、悪臭除去研究に邁進してまいります。

 

論文「WILLNEXTの成り立ち」はこちら